ビンテージジーンズの色落ち
ビンテージジーンズの色落ち具合には「ひげ落ち」と呼ばれるものと、「縦落ち」と呼ばれるものがあります。
「ひげ落ち」とはその名の通り猫のヒゲのようにジーンズの股間を中心に生地に方腺状に折れじわがついて、色落ちをしているもののことを指します.。
このひげ落ちは、アメリカのビンテージジーンズ業者の間では「タイガーライン」と、呼ばれ、大変貴重なものだとされています。
この「ひげ落ち」に関していえば、例えば2万本501があったとしても、その中で商品にできるよい状態のものが500~800本ぐらい、さらにその中でも納得のいくものは10本ないし20本程度だといわれています。
これは全体の 0.05%か0.1%にあたります。それ程、希少価値の高いものなのです。
「縦落ち」に関しては、1969年以前のジーンズによく見られるもので、生地を縦に走る太い糸が白く色落ちしている状態のことを指します。
ここ何年か、復刻モデルが流行し一般的になってきていますが、本物の均等でない縦落ちに魅力を感じる人はかなり多いのではないでしょうか。
縦落ちが起きた原因としては、インディゴによる色の落ち方の違いと、生地の織り方や糸の太さなどが考えられるでしょう。
当時の技術では染色を均一にできなかったことが反対に価値を生み出したのです。